プロフィール

基本情報

名前:おおきた
出身地:香川県
居住地:東京都
学校:東京アニメーター学院
結婚:既婚
子供:娘1人

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はじめに

このサイトでは、私が今まで主にデジタル(PC)で描き溜めたイラストを公開しています。
美少女ゲームなどを代表としたいわゆる「デジ絵」ではありますが、美少女に固執することなく、幅広くいろいろな絵を描いて行きたいと思っています。

娘の誕生をきっかけに赤ちゃんや幼児の絵も描くようになりました。
何かのきっかけで描くジャンルも増えて行くものですが、多くのきっかけ、興味のあるものを見つけたらどんどん描いて行きたいと思います。

デジ絵を描くようになったきっかけ

絵を絵画のような油絵調に描きたかったのですが、実際に油絵で描くとなると、練習するにも多数の道具を揃える必要があり、下準備に時間がかかります。
また、それなりの正しい油絵の描き方の知識の習得も必要なため、本だけではなくスクールに通う必要も出てくるため、仕事をしながらその合間に行うには、時間的に少し無理がありました。
もちろん、アナログでも描けた方がいいのですが、Painterはリアル志向なので、Painterでアナログの技術の習得もある程度行えると考えました。

それまで絵は透明水彩やカラーインクで描いていたので、アナログ画の感覚は好きなのですが、Painterのような優れたソフトがあるおかげで、デジタル画に移行する気持ちになりました。
実際に、PainterとペンタブレットのIntuosでの描き味は、慣れればアナログの感覚とあまり変わらず、それほどの違和感もなくデジタルに移行できました。

それと漫画を描いていたのですが、それもアナログからComic Studioに移行したせいで、下描きから仕上げまで、すべてをデジタルで行うようになりました。
塗りはPainterが優れていますが、鉛筆画やペン画はComic Studioの方が優れていると思います。
そのため、Comic Studio + Painterの組み合わせは最強ではないかと思います。
デジタルに移行できたのは、これらのソフトウェア、ハードウェアの進化の賜物です。

経歴とか

香川県の工業高校電子科を卒業して、漫画家になるために上京。
漫画家修行として東京アニメーター学院で1年を過ごし、それからアルバイトをしながら漫画を描く日々。
しかし、日々のアルバイトに追われて、漫画の方はなかなか進まず、それでも原稿を仕上げて何度か漫画賞に応募するも成果は実らず。
今、古き良き漫画家たちの時代の象徴ともいえる「トキワ荘」が再び話題に上がっているが、この頃には「トキワ荘」的な発想のアパートも無く、家賃30000円程度のアパートで過ごす日々を送っていました。

それから早20年近くが経とうとしています。
今では、IT系企業で派遣社員として働き、結婚もし、子供も1人います。
しかし、今でも絵を描くこと、漫画を描くことは好きであり、たまにですが趣味の範囲内で続けています。
そういう自分の足跡ともいえる作品と、もしかすると自分のためとも言えるイラストや漫画の描き方を公開し、残しておこうと考えました。
(デジ絵の描き方って、しばらくブランクがあると、細かなところを結構忘れるものです)
なお、元々かわいい女の子の絵は描くのも見るのも好きで、漫画を描くきっかけにもなりました。
赤ちゃんや幼児の絵は子供(女の子)が生まれてから描くようになりました。
絵というのは、常に現在の自分(あるいは時代)を反映しているものです。

女の子の絵については、高校生時代にPC-8801で遊んだ「イースII」のリリアに衝撃を受けて描きはじめるようになりました。
(当時、パソコンの画面いっぱいにリリアがドアップで話しかけてくるのは、かなりの感動でした)
漫画を描くきっかけ(動機)を与えてくれたのは「Zガンダム」と「人形劇三国志」でした。
「Zガンダム」は今では見直され有名になりましたが、当時はかなりマイナーなアニメで、あまり人気はありませんでした。
製作者側が大河ドラマのようなアニメにしたかったというのがあり、話が難しく、初代ガンダムを期待していた当時の少年達のニーズとはずれていたのだと思います。
私も、高校生の頃に改めてビデオで見直してこの作品の完成度の高さ、深さに感動しました。
そして人形劇三国志は、当時レンタルビデオ店にレンタル用として短く編集していたものを家族で見ていました。

正史の三国志を知っている今では、三国志演義はあくまでも七実三虚であることは分かっていますが、歴史小説家としての羅漢中は史記の著者司馬遷と並んで尊敬しています。
所々に詩を織り交ぜるあたり、芸術性も高く、作者のロマンティシズムさえ感じます。
実際歴史とはもっとドロドロしたものですが、それを知りながら敢えて英雄を生き生きと、鮮やかに描いた彼の作品の姿勢には脱帽です。
このような姿勢は作家の司馬遼太郎さんも多大な影響を受けていると思います。
また、それとは対照的に人間のドロドロとした部分をどこまでも追及した司馬遷もそれ以上に偉大な歴史家(役職的には太史令)であると言えます。
こちらについても、司馬遼太郎さんが影響を受けたことは言わずもがなです。

という事で、これから少しずつでも、作品や制作過程、覚え書きなどをアップしていきたいと思います。

2011年4月27日

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