intuos4 と Bamboo の仕様の比較

カテゴリ:ペンタブレット

現在主流のお絵かき用ペンタブレットは、Wacom 社の低価格版の Bamboo と、プロフェッショナル用仕様の intuos4 があります。
Bamboo でも十分という方もいらっしゃるかと思いますが、絵を描くための基本的なデバイスを妥協すべきではないという観点から、ここでは intuos4 について、ラインアップとその違いについて解説したいと思います。

共通仕様

まず、intuos4 の基本仕様は以下のとおりです。比較のため Bamboo の基本仕様も記載します。

性能 intuos4 Bamboo
読取分解能 最高0.005mm 最高0.01mm
読取精度 ±0.25mm ±0.5mm
読取速度 最高200ポイント/秒 最高133 ポイント/秒
読取可能高さ 10mm 7mm
筆圧レベル 最高2048レベル 最高1024レベル
傾き検出レベル 最高±60レベル なし

Intuos4 Small(PTK-440/K0)

付属ソフト なし
読取可能範囲 157.5×98.4mm

intuos4 のラインアップの中で最も小さいタイプです。
そのため当然ながら読取可能範囲は一番狭く、本格的にデジ絵やデジタル漫画を描くには少し使い辛いかもしれませんが、あまり高解像度を必要としない場合や、持ち運び用のサブとして購入するには適しています。
付属ソフトもないため、すでにお絵かきソフトを持っている方用になります。

Intuos4 Special Edition(PTK-440/K4)

付属ソフト Adobe Photoshop
Elements 9

Corel Painter
Essentials 4

Corel Painter
Sketch Pad

読取可能範囲 157.5×98.4mm

こちらは Intuos4 Small の付属ソフト有り版になります。
付属ソフトはいずれも廉価版の位置づけのソフトになりますが、とりあえず絵を描くためのソフトも欲しい方向けになります。
また、中には上位製品へのアップグレード対象となっている場合もありますので、いずれ上位製品にアップグレードする予定の場合は、選択肢になると思います。
ただ、上述したようにサイズ的にはサブの位置づけになりますので、これから本格的にデジ絵を始めたい方にはあまりお勧めできません。

Intuos4 Medium(PTK-640/K0)

付属ソフト なし
読取可能範囲 223.5×139.7mm

サイズ的にはスタンダードと言ってもいい製品になります。
ただし、intuos3 PTZ-630 から乗り換える方は、縦横比が16:9になるため、縦の長さが少し短くなります。
※intuos3 PTZ-630 の縦の読取可能範囲は152.4mmです。
モニターを縦で使える方はともかく、横向きに使っている方は縦の長さが短くなることで intuos3 PTZ-630 より少し精度が下がりますが、それ程大きな違いはないと思います。
但し intuos3 PTZ-630 を使っている方で、精度が少しでも落ちるのは困るという方は、迷わず Intuos4 Large をお勧めします。
特に人物(全身)を描く場合などは、縦の読取可能範囲が小さくなる(荒くなる)のは、こだわる人には意外に気になります。
なお、こちらは付属ソフトなしタイプですので、すでに何らかのお絵かきソフトをお持ちの方、もしくはお絵かきソフトを同時に別途購入する方用になります。

Intuos4 Special Edition(PTK-640/K4)

付属ソフト Adobe Photoshop
Elements 9

Corel Painter
Essentials 4

Corel Painter
Sketch Pad

読取可能範囲 223.5×139.7mm

Intuos4 Medium の付属ソフト有り版になります。
付属するソフトも PTK-440/K4 と同じです。
どのような絵を描くかや、その用途(趣味、業務)などによって必要となるソフトは異なってきますので、付属ソフト有りと無しどちらがいいかは一概には言えませんが、もし本格的にデジ絵やデジタル漫画を始めるなら、ほぼ間違いなく上位製品のソフトが必要になりますので、付属ソフト無しのペンタブレットと、別途お絵かきソフトを購入する事をお勧めいたします。

Intuos4 Large(PTK-840/K0)

付属ソフト なし
読取可能範囲 325.1×203.2mm

一番使い心地と価格のバランスがいいサイズと言えます。
ペンタブレットの読取可能範囲を描く用紙のサイズと思えば、手が疲れずに、端から端までペンを走らせられる最も最適なサイズだと言えます。
プロを目指すなら、このくらいの初期投資はありでしょう。
ちなみに付属ソフトは無しのため、別途購入が必要です。

Intuos4 Extra Large(PTK-1240/K0)

付属ソフト なし
読取可能範囲 487.7×304.8mm

ペンタブレットに関しては、まさに「大は小を兼ねる」という言葉が当てはまります。
お金とデスクに余裕があれば最も大きな Extra Large を検討してみるのもいいでしょう。
大きいものは小さく使う事も出来ます。
但し気をつけるべき点は、液晶モニターの大きさ(解像度)です。
というのも、解像度の低い液晶モニターの場合、絵を描くために表示を拡大すると思いますが、上述したように読取可能範囲は用紙のサイズと同じなので、絵を画面いっぱいに拡大した場合、描く際にペンをペンタブレットの端から端までいっぱいに使う事になり、腕が疲れますし、何より描き辛くなります。
アナログで絵を描く時と同様に、全体を見ながら且つ精細な描き込みをしたい場合は、ある程度のモニターの解像度が必要です。 「大は小を兼ねる」はモニターも含めた話になり、一番肝心なのはモニターの大きさに見合ったペンタブレットを購入する事です。
特にモニターの表示エリアよりも、ペンタブレットの読取可能範囲のサイズの方が大きいものは避けるべきです。
ちなみに Extra Large の読取可能範囲は24インチモニターの表示エリアと同程度です。
そのため、なるべく24インチ以上のモニターで使いましょう。

Intuos4 Wireless(PTK-540WL/K0)

付属ソフト なし
読取可能範囲 203.2×127mm

こちらはワイヤレス版です。
コードが煩わしいという方以外は特に必要はないでしょう。
デスク周りをできるだけすっきりさせたいという方でなければ、絵を描くという基本部分のみを考慮すれば、選択するメリットはあまり高くないと思います。
ただ、お絵かきマシンや場所(自宅と職場など)を頻繁に変更する方は、コードの取り外しが必要ないため便利かもしれません。
なお、通信には Bluetooth を使用しますので、Bluetooth 1.2 以上が使用可能なマシンが必要です。
※USB接続での使用も可能です。
また、Bluetooth 接続の場合、リチウムイオンバッテリーに充電して使用する事になりますので、定期的な充電が必要です。

公開日時: 2011年11月06日  09:42:24

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ペンタブレットはやはりワコムのIntuos Proです。描き味が違います。

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