Painterで萌え少女を描く(1)

カフェでコーヒーを飲む少女の絵です。

1.Comic Studio で下描きをします。

下描き

2.下描きができたらPhotoshopでサイズ調整をします。
※自分は3400×2500くらいに調整しています。

3.サイズ調整を行ったらPainterを起動します。

4.新規レイヤーを作り、先ほどの下描きを貼り付け不透明度を30%くらいに下げた上で、乗算モードにします。
今後はこの絵を目安に色を塗っていきます。

レイヤーを追加

5.まず、油彩ブラシの極細キャメル10でベースとなる色を塗ります。
肌、服などパーツごとにレイヤーは分けます。

肌の下地塗り

6.シャツ、スカート、髪と塗っていきます。

服の下地塗り

7.まずは肌の部分からほんの少し濃い目の色で影となる部分を塗り、ぼかし用ブラシで馴染ませます。

肌の陰影塗り

8.更にもう一段階濃い色で肌の陰影を付けていきます。
塗った後は同様に境目を馴染ませます。

2段階目の肌の陰影塗り

9.ホワイトで胸の部分にハイライトを入れ、更に胸の谷間を濃い肌色で立体感を出します。
下描きを消すとこんな感じです。
なお、色を重ねるときは下描きを表示した状態で行い、馴染ませるときは下描きを消します。
そうしないと、全体の立体感や塗りムラが分かりません。
これは輪郭線を残すアニメ系や漫画系のイラストとは大きく異なる点ですね。

色の境界のぼかし 下描きを解除したところ

10.顔の肌部分も同様に色を重ねます。

顔の肌の陰影塗り

11.次は目を塗っていきます。
まずは濃い茶色でベースの色を塗ります。

目の下地塗り

12.目のハイライトを入れます。
目の真ん中にぼかしたホワイトを入れ、左上と右下にホワイトの点を乗せます。

目のハイライト入れ

13.目の輪郭が少し弱いため、太めに補正します。
目の輪郭修正

14.拡大するとこんな感じです。
目を拡大したところ

15.眉毛と口を描き、顔を完成させます。

眉毛と口を描く

16.次は服の色を塗り重ねます。

服の陰影塗り

17.またレイヤーを作り、少し濃い色を重ねては馴染ませます。

2段階目の服の陰影塗り

18.ホワイトを入れ、馴染ませることで質感と立体感を出します。

服にハイライトを入れる

19.更にホワイトを入れ、馴染ませるを繰り返します。 このあたりは納得がいく感じになるまで塗りに集中します。

服の更なる塗り

20.下描きを消すとこんな感じです。

下描きを解除したところ

21.次はスカートを塗ります。

スカートの陰影塗り

22.要領は同じです。
色を重ねては馴染ませます。

2段階目のスカートの陰影塗り

23.スカートの場合は横のラインとシワを入れるとリアルになります。

スカートにラインを入れる

24.影、ハイライトを入れてスカートの完成です。

影とハイライトを入れる

25.次は髪です。
髪はブラシを細めにして、少女漫画の少女の髪のベタを塗るように色を入れていきます。

髪の塗り

26.髪も同様に重ねては馴染ませるを繰り返します。
ただ髪の流れをよく計算して塗らないと不自然になってしまいます。

髪の更なる塗り

27.下着の紐とコップを塗ります。

下着の紐とコップの塗り

28.ここで顔の輪郭がすこし変なので修正します。

顔の輪郭の修正前

29.こちらが修正済みのものです。
向かって左側の頬を少しふっくらさせました。
椅子も塗ります。

顔の輪郭の修正後

30.Photoshop で肌の赤みと背景を入れ完成です。

Photoshopで肌の赤みと背景を描く

31.アップにするとこんな感じです。

完成した少女の絵のアップ

おすすめペンタブレット
ペンタブレットはやはりワコムのIntuos Proです。描き味が違います。

このページのトップに戻る